さらさら

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今年のマスターズで見たい、最終日最終組③

アダム・スコット & ジェイソン・デイ

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 アダム・スコット
  • 1980年7月16日生まれ(35歳)
  • オーストラリア・アデレード出身
  • PGAツアー 13勝
  • メジャー 1勝(2013年 マスターズ)
  • 世界ランク 6位

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ジェイソン・デイ
  • 1987年11月12日生まれ(28歳)
  • オーストラリア・ボーデザート出身
  • PGAツアー 9勝
  • メジャー 1勝(2015年 全米プロ)
  • 世界ランク 1位

 

 絶好調豪州勢対決。

 ともに世界ランク1位経験者であり、なおかつ現在絶好調な両者の組み合わせです。このオージーふたりは、とも直近の試合で連勝を飾っています。

アダム・スコットは「ホンダクラシック(2/25~2/28)」、「WGC-キャデラック選手権(3/3~3/6)」 で2週連続優勝。

ジェイソン・デイも「アーノルド・パーマー招待(3/17~3/20)」、「WGC-デル・マッチプレー選手権」を同じく2週連続で制覇。両選手とも2勝のうちのひとつがビッグマッチの世界ゴルフ選手権だということも、好調ぶりを物語っています。今、最も勢いのあるふたりと言っていいでしょう。

 

ルール変更によるスランプを克服したアダム

  

 ユニクロの契約選手であり日本でも人気のアダム・スコットは、2013年にマスターズを制したものの、当時使っていたアンカリング用の長尺パターがルール変更によって使用禁止となり、以降パッティングに苦しむ辛い時期が続いていました。先の「ホンダクラシック」まで1年10カ月のあいだ優勝から遠ざかり、パッティング貢献度(パッティングによってどれだけスコアを縮められたかの相対データ)も低迷。世界ランク1位の栄光から一転して、「もう終わったかもしれない」と言われるほどの状況でた。

 そんな苦境から義弟のコーチ、ブラッド・マローンとともに涙ぐましいパッティングの努力を重ね、ついに「ホンダクラシック」、「WGC-キャデラック選手権」で連勝。まさしく復活の狼煙を上げました。世界ランキングも6位まで再浮上。元々ツアー屈指のショットメーカーだけに、パッティングが戻れば鬼に金棒。一気に2度目のマスターズ制覇も現実的な話になってきました。

 ゴルフ場でのユニクロ着用プレーの市民権獲得に、アダム効果はかなりあったんじゃないでしょうか。個人的にゴルファーへのスポンサー契約としては、近年で最も宣伝効果のあった事例だと思っています。試合で彼の着ているものがお店で普通に買えますし、何より普通のゴルフウェアの1/3~1/5くらいの価格で購入できますからね。ユニクロは非常にいい契約をしたと思います。

 

覚醒した大器

 

 一方のジェイソン・デイ。元々大器として期待されていたものの、一昨年までは通算2勝と、実力に見合った勝ち星を挙げられずにいました。しかし昨年はメジャー1勝を含む怒涛の年間5勝を挙げ、完全に覚醒しました。先日の「WGC-デル・マッチプレー選手権」優勝で、世界ランキングも1位を奪回。ジョーダン・スピース選手、ローリー・マキロイ選手と並んで、現ツアーでの“ビッグ3”とも呼ばれ始めています。

メンタルトレーニングを導入したことが躍進につながったのではと話題になっていて、改めてゴルフがメンタルスポーツであることを物語っているようです。

ただ背中を痛めていることが気がかりで、マスターズでもその影響は尾を引くかもしれません。優勝した試合でも痛みに苦しむシーンがありました。

 

絶好調豪州勢対決。

昨年はジョーダン・スピース選手が2位のジャスティン・ローズ選手に4打差をつけ、通算18アンダーで完全優勝しましたが、今年ビッグスコアを出しての圧勝劇があるとすれば、可能性のあるふたりなんじゃないでしょうか。

 

【了】※敬称略

 

 

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